ぜんそく

血液検査

好酸球

白血球には主に好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の5種類があり、採血で調べることができます。好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の割合は正常時にはほぼ一定の割合に保たれていますが、アレルギーの病気では好酸球が増加することが知られています。

好酸球が増加する代表的な呼吸器内科の病気には気管支ぜんそくアレルギー性鼻炎花粉症があます。

そのほか好酸球性副鼻腔炎好酸球性肺炎アレルギー性気管支肺アスペルギルス症好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ・ストラウス症候群)という珍しい病気もありますが、これらの病気には喘息が合併することが多く、時に治療が難しいため、呼吸器内科だけでなく、耳鼻科や膠原病内科などと一緒に治療を行っております。

白血球は健康診断などでも検査されていますが、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の割合まで検査されていないことも多いため、気管支ぜんそくなどのアレルギー疾患にかかっている方や疑われる方には検査をお勧めしております。

IgE

採血で調べることができ、ぜんそく(喘息)、アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー疾患で高くなります。

表1

IgEはアレルギー物質を増やす作用があり、鼻水、くしゃみ、かゆみ、咳、喉の違和感などを引き起こします。

IgEには特定のアレルゲン(ダニ、スギ、ヒノキ、カビ、ペット、昆虫類など)に対するIgE(特異的IgE)とそうでないIgEの2種類あると言われており、血液検査により200種類以上の特定のアレルゲンに対するIgE(特異的IgE)とIgEの総量(非特異的IgE)を測定することができます。

特異的IgE及び非特異的IgE (IgEの総量)を測定することで、喘息等のアレルギー疾患の診断や治療の指標になります。

喘息の場合は喘息の方がアレルギーを起こしやすい原因物質(表1参照)が16個セットになった検査(CAP16)を中心に、病状に合わせて検査しています。

スギ、ダニにアレルギーのある方は、舌下免疫療法を検討して下さい。特に「ぜんそく」のかたで、「スギまたはダニに対するアレルギー」もある場合、喘息予防・管理ガイドライン2021でも通常の喘息治療に加え舌下免疫療法を行うよう推奨されています。

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