お知らせ
子宮頚がんワクチン キャッチアップ接種も始まりました
2022年5月31日
①HPVワクチンの積極的勧奨の再開が決定されました
厚生労働省はHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の積極的勧奨を令和4年4月から再開しました。
HPVワクチンは小学校6年生から高校1年生の女子を対象に無料で行える定期予防接種です。
②無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)
8年以上の間積極的接種勧奨されてきませんでした。そのため、無料接種のチャンスを逃してきた女性に対し、無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)が決定しました。
平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子も公費での無料接種の対象(ただし、令和4年4月から令和7年3月までの3年間の措置)になります。
これらの詳細は市のHP(https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kosodate/kodomo_yobousessyu/1003034.html)を参照ください。
①、②いずれも予約制になるため、あらかじめご予約の上ご来院ください。予約時に住民票のある市の記載もお願いいたします。
尚、当院は尼崎市にあり、①②に関する対象は尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、芦屋市、川西市、三田市、猪名川町に住民票がある方が対象ですが、尼崎市以外に住民票がある方は接種にあたり尼崎市長宛予防接種実施依頼書が必要となるため、お住いの市にご確認ください。その他に住民票がある方は、住民票がある市町村に直接お問い合わせください。
接種スケジュール
標準的な接種間隔は、2回目の接種が1回目の接種から1月後、3回目の接種が1回目から6月後になります。
高校1年生の間に3回目接種までを打ち終わる必要がありますが、キャッチアップの方はこの限りではありません。
当院でのワクチンの種類
現在は無料定期接種で使用されているHPVワクチンは「16、18」の2価のワクチンと「6、11、16、18」の4価のワクチンですが、当院ではより広い範囲をカバーしている4価ワクチンである「ガーダシル4価ワクチン」のみ接種しております。
シルガード9価(自費)もあります。
当院ではHPVワクチン(シルガード9価)も行っておりますが、こちらは定期接種では取り扱いがなく、自費での接種になります(税込み33,000円)。
無料定期接種のガーダシル4価ワクチンは、「6、11、16、18」の4価のHPVウイルスをカバーしています。子宮頚癌の60~70%程度と尖圭コンジローマが予防出来るとされています。
9価のワクチンは「6、11、16、18」に加えて、「31、33、45、52、58」についてもブロック出来るため、子宮頸がんの90%程度が予防できると考えられています。
エピペン処方しております(保険診療のみ)
2021年2月24日
当院では、アナフィラキシーショック補助治療薬「エピペン」を取り扱っております。
希望される方は処方希望日の1週間前までにご予約にてご来院ください。
初回はエピペンの処方が可能かどうか、適応化があるかどうか、追加の検査が必要かどうか、診察させて頂きます。
その結果で処方するため、初回では処方できないことがあることをご了承ください。
エピペンの処方は以下の方に限り保険適応となります
・アナフィラキシーの既往のある方(意識がもうろうとする、息がしづらい、腹痛やくり返し嘔吐するなどの症状)
・アナフィラキシーを発現する危険性の高い方(原因抗原の特異的IgE値が強陽性、コントロールできない気管支喘息、微量でも症状が誘発される)
・医師が必要と判断した方
*自費での処方は当院では行っておりません
注意点
心臓や甲状腺にご病気のある方、動脈硬化が強い方はかかりつけの先生にエピペンの処方をうけていもいいか事前にご相談ください。紹介状がないと処方できない場合がありますのでご了承下さい。
ご予約後の流れ
1.受診
エピペンの正しい使い方についてご指導します。適正使用同意書へのご署名をいただきます。
2.処方せんの発行
3.資料やインターネット上の映像をご覧頂き、使い方を定期的に確認して下さい。
4.再診
エピペンには有効期限があります(1年)。古いエピペンを当院で回収後、新しいエピペンを処方致します。
「エピペンカスタマーサポートセンター」では、ご使用時の有効期限切れを防ぐ目的で、「有効期限切れ等お知らせプログラム」を設けていますので、必ずご登録ください。有効期限前に受診をお願いします。
CLINIC INFO
受付時間
休診日 水曜午後、金曜午後、土曜午後、日曜、祝日
まごのクリニック
〒661-0981
尼崎市猪名寺2-15-30
JR宝塚線猪名寺駅から
徒歩5分