お知らせ
発熱、咳など風邪症状の患者様へ
2023年5月7日
令和5年5月8日以降新型コロナ感染症は5類感染症に移行となります。詳しくはこちら(https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html)をご参照ください。
これに伴い、今まで無料だった新型コロナウイルスに対する抗原検査及びPCR検査は有料となります。
参考 新型コロナウイルス抗原検査 1割負担の場合 約450円 3割負担の場合 約1340円
新型コロナウイルスPCR検査 1割負担の場合 850円 3割負担の場合 2550円
*新型コロナウイルス抗原検査及びPCR検査両方を行えばそれぞれの費用がかかります。このほか初再診料など診療に応じた費用がかかります。
当院では令和5年5月8日以降も院内感染対策の観点から、発熱外来は完全予約制での診療を継続する方針です。
通常の診察室とは出入口を別にした感染対策室で陰圧ブースを使用して診療を行いますので、ご了解ください。
*当院は「発熱等外来対応医療機関」の指定を受けており、発熱や咳、咽頭痛、下痢など感冒様症状の患者様は原因検索のため積極的に新型コロナウイルスに対する検査を行っておりますので、ご了解ください
なお、新型コロナウイルスに対する治療薬(パキロピッド、ゾコーバ)は現在当院では処方を行っておりませんので、ご了解の上ご受診ください。
※午前は7時から、午後は12時からHPにて予約を開始しております。それぞれの枠の1時間前までご予約できます。
※熱がない方でも、咳、咽頭痛、鼻汁、倦怠感、味覚嗅覚障害など風邪症状全般がある方は発熱外来の対象としています。
※受診希望者が多い時は開始して数分で予約枠が埋まっていることもあります。その場合当院に通院歴のない方は大変申し訳ありませんが、他院の受診を考慮いただければ幸いです。
※毎月通院しているかかりつけの方は別途対応させていただきますのでお困りの際にはご相談ください。
※通常診療と並行しておこなっており、待ち時間が発生することがあります。土曜日は非常勤医師が対応することがあります。
下記「診療予約はこちら」からご予約下さい。必ずご予約の上、ご来院ください。
※ネットで予約が取れない方はお電話にてご相談ください(06-6491-0567)
※発熱外来受診の方は院内に待つスペースがないため、ご予約の5分前にご来院下さい。
注意点
*検査キットや人員配置の問題で、診察枠には限りが有り、ご希望に添えない場合はご容赦ください
*PCRや抗原検査が必要な患者様は、予約なしで直接受診いただいてもその時間帯は他の患者様の診療にあたっており、予約がない方の診療ができません。また、直接来院されても予約が取れないのでご注意ください。
*受診動機の内容によっては新型コロナ検査の保険適応にならない場合がありこの場合は自費診療となります。
コロナワクチン(ファイザー)接種のお知らせ
2023年4月24日
**最後までお読み頂き、ご予約下さい**
**当院で使用するワクチンはオミクロン対応型ファイザーワクチン(コミナティ)です**
令和5年春開始接種(重症化リスクが高い方などを対象とした接種)について
5月の募集を開始しております。接種日時に関しては予約サイトからご確認ください
予約を取る方法
①当院HP 24時間対応
②当院窓口 平日のみ。診療優先のため待ち時間があることをご了解ください。(土曜日は不可)
対象者
初回(1・2回目)接種を完了した方のうち①~③いずれかに該当する方
①65歳以上の高齢者の方
②12歳以上65歳未満で基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方
③医療機関や高齢者・障害者施設などに従事する方
接種期間 令和5年5月8日から8月31日
接種間隔 前回の接種から3カ月経過後
**上記確認の上接種券がお手元に届いてからご予約下さい**
*詳細は尼崎市のHPをご確認ください
*他市にお住まいの方は、お住まいの市の保健所などにご確認ください
*かかりつけの方は他市にお住まいでも接種券が届いて上記に当てはまる方はお手続き不要で接種できます
*接種券が届いても前回の接種から3ヶ月以上経っていないと接種できませんのでご注意ください
*尼崎市以外にお住まいの場合当院受診歴がない方は住居外接種届の提出が必要です。こちらのHP(https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kenko/kansensyo/1024145/1024883.html)から申請をお願いいたします。
*当院ではインフルエンザワクチンとの同時接種は行っておりません
当院での接種予約はこちらから行ってください
**この予約サイトでは前回接種から3か月以上たっているかどうかの自動判定はできません。
届いた書類をみて、ご自身で3か月たっているかどうか確認してご予約下さい**
ネットでの予約が難しい方は当院診療時間内に直接来院頂ければ予約可能です。接種券を持ってご来院下さい(ただし、土曜日の窓口でのご予約は行なっておりませんのでご注意ください)
*間違い防止のためお電話での問い合わせ及び予約は対応しておりませんのでご注意ください。
**当院受診歴の有無に関係なくご予約出来ます**
*予約当日は、①接種券・②診察券(お持ちでない方は不要)・③保険証(またはその他の身分証明書)・④記入済の予診票・⑤スリッパ(水曜日及び金曜日午後の時間帯の方のみ)を必ずお持ちください。尚、体温は当院で測定するため記載不要です
*これまでのファイザーワクチン(コミナティ)接種にて重篤な副反応があった場合は、事前にクリニックまでご相談ください。場合によってはモデルナ等をお勧めしております。ご相談に関しては午後診療の17時から18時の間にご来院ください。
*接種後15分(アナフィラキシーの既往のある方などは30分)院内で経過観察が必要です。
*混雑防止のためワクチン接種当日は徒歩、自転車、公共交通機関でお越しください。
*来院時は感染対策として不織布のマスク着用でお願いします。また入り口で手の消毒をして頂きます。
*貴重なワクチンのため体調不良以外ではキャンセルはしないようお願い致します
*過去に重篤なアレルギーを起こしたことのある方や喘息で発作を繰り返している方でかかりつけではない方は、病状を把握しているかかりつけ医または市の集団接種にて接種してください
*妊娠中及びその可能性がある方は、産婦人科または市の集団接種にて接種してください
*その他、当日医師がワクチン接種は不適当と判断した場合は接種できません
ワクチン接種に関しご不明な点がある方は尼崎市新型コロナワクチン案内センター(電話:06-4950-5085)にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします
喘息専門医に認定されました
2023年4月10日
2023年4月1日付で喘息専門医(日本喘息学会認定専門医)に認定されました。
より専門的に診療に当たりたいと気持ちを新たにしております。
よろしくお願いいたします。
土曜日の診療体制について
2023年4月1日
令和5年4月より土曜日は院長と非常勤医師(内科医)との2診察体制となります。
よろしくお願いいたします。
モストグラフを新規導入しました(ぜんそくやCOPDの検査です)
2022年9月20日
モストグラフはぜんそく(喘息)、咳喘息やCOPDのように気管支や肺胞が狭くなっている病気のために開発された新しい検査で、
普通に呼吸をしたまま、気管支や肺胞が狭くなっているかどうかを調べることができます。
今回新しく出版されたCOPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕にも詳しく取り上げられています。
この検査を行うことにより気道が狭くなっているかどうかだけでなく、肺のどの部分が狭くなっているのか(つまり、傷んでいるのか)を推測することができます
検査方法
- 鼻にクリップをして、マウスピースを口でくわえます
- 頬を両手で軽く押さえます
- 20秒程度、楽に呼吸をして終了です
呼吸機能検査(スパイロメーター)と違い、大きく息を吸ったり、思いっきり吐いたりする必要がないので、ご高齢の方でも簡単にできる検査で、気管支や肺胞の状態を「呼吸抵抗」という数値で表すことができます。
結果は色分けされ正常ならば緑、抵抗が強くなるに従い黄色→赤→青と表示されるため分かりやすいです
ぜんそく(喘息)・COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)ではモストグラフで得られる「呼吸抵抗」の数値が高く出るだけでなく、それぞれの「呼吸抵抗」の数値の特徴が違うことがわかっており、診断に有効です。
①健常者では、呼吸抵抗測定の際に用いるオシレーション波の周波数を変えても、呼吸抵抗値はあまり変化しません。
②ぜんそくでは、呼吸抵抗は高いものの、周波数や呼吸周期への依存はあまり見られませんが、重症になるほど周波数依存性も顕著になることが知られています。
③COPDでは、周波数が小さいほど呼吸抵抗が高くなっていく現象(周波数依存)や、呼気と吸気で呼吸抵抗が違う現象(呼吸周期依存)が特徴的です。
これらのパターンの違いから、ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)を診断することができます。
<①健康な場合 波が緑色⇒気道抵抗を認めない>
<② 喘息が疑われる場合 波が黄色〜赤色で同じ時間帯の波の色は統一されている>
<③ COPDが疑われる場合 波が赤色〜青色がメインで、同じ時間帯の波の色にばらつきがある>
また、モストグラフは、ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)の診断だけではなく、治療後に再検査をすることで治療効果を確認することができます。
<吸入治療後波の色が黄色から緑色に変化している⇒気道抵抗が改善している>
呼吸抵抗測定の特徴のまとめ
- 20秒間、普通の呼吸をするだけで、気管支や肺胞の状態を知ることができます。
- 高齢のかたや小学生でも検査可能です
- 息苦しい原因に肺や気管支が関与しているかどうか判断できます。
- 長引く咳の原因として多いぜんそく(喘息)の診断に有用で、聴診所見や呼気一酸化窒素検査(FeNO)のみでは見逃されやすい咳喘息(所謂かくれ喘息)の診断に役立つ検査です。
- ぜんそく・COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)の診断に役立ちます
- ぜんそく・COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)の調子が良いかどうかの指標になります。
- ぜんそく・COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎)の治療効果の判定に役立ちます。
モストグラフの注意点
お子さんや一部の成人(特に女性)には、ぜんそくやCOPDでなくても、気道抵抗が高値となる方がいます。このため、症状(咳、呼吸苦など)、既往歴、聴診、胸部レントゲン、呼吸機能検査、呼気一酸化窒素検査(FeNO)などの所見と併せて判断することが重要です。また治療後に呼吸抵抗が変化するかをみることも大切です
本日で開院10周年です
2022年9月1日
2012年年9月1日に内科・呼吸器内科・アレルギー科のクリニックを尼崎市猪名寺に開院し、早いもので10年が経ち、医師としても20年目を迎えました。
当院として一つの区切りとなる年ではありますが、開院した当初は予想もしなかった新型コロナウイルスが世界的に流行し、医療を取り巻く状況は日々変化しています。
実際、多くの感染者が出たこの夏の第7波では行動制限も行わず、新型コロナウイルスを5類にするかどうかの議論が活発化し、いわゆるWithコロナの本番がやってこようとしています。しかし今しばらくは現状のように感染対策を行い、重症化リスクの高い方にはワクチンを接種するなど、新型コロナウイルスに対する対策を続けていく必要があると考えています。
当院はこれまでコロナ禍に対応するため、感染対策用の診察室を新たに作り、通常外来と並行して出入り口までも別となった場所で発熱外来を予約制で行ってきました。こうすることで安心して通常外来に通院していただけますし、かかりつけの方や地域の方が体調不良時にも対応することができます。
その一方で、通常診療の大切さを常々感じており、「内科と呼吸のクリニック」として、地域医療・一般内科はもとより、呼吸器内科医としてより専門的な治療を行っていきたいと、心新たにしています。
実際、肺を専門にしている医師はあまり多くなく、10年前にゼロから始めた「内科と呼吸のクリニック」ですが、現在多くの患者様に診療を行っていることに喜びを感じています。
医療は日進月歩であり、常に最新のより良い診療をお届けしたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
令和4年9月1日
まごのクリニック
院長 孫野 直起
受付時間が8月1日より変更となります
2022年7月31日
【受付時間が8月1日より変更となります】
午前診療
午前8時45分より受付開始
初診 11時30分まで
再診 11時45分まで
午後診療 午後3時45分より受付開始
初診 午後6時まで
再診 午後6時15分まで
Q&Aを公開しています
禁煙外来再開のお知らせ
2022年6月10日
ニコチネルパッチの流通の目処が立ったため、禁煙外来を再開しております。
ただし、チャンピックスの流通の目処は立っておらず、現在も使用できないため、ニコチネルパッチのみを使用しての禁煙外来になります。
禁煙外来をご希望の方はお電話またはHPからご予約ください。
なお、初回は診察に20分程度かかるため診察終了時間の1時間前までに来院するようにご予約ください。
よろしくお願い致します。
子宮頚がんワクチン キャッチアップ接種も始まりました
2022年5月31日
①HPVワクチンの積極的勧奨の再開が決定されました
厚生労働省はHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の積極的勧奨を令和4年4月から再開しました。
HPVワクチンは小学校6年生から高校1年生の女子を対象に無料で行える定期予防接種です。
②無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)
8年以上の間積極的接種勧奨されてきませんでした。そのため、無料接種のチャンスを逃してきた女性に対し、無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)が決定しました。
平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子も公費での無料接種の対象(ただし、令和4年4月から令和7年3月までの3年間の措置)になります。
これらの詳細は市のHP(https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kosodate/kodomo_yobousessyu/1003034.html)を参照ください。
①、②いずれも予約制になるため、あらかじめご予約の上ご来院ください。予約時に住民票のある市の記載もお願いいたします。
尚、当院は尼崎市にあり、①②に関する対象は尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、芦屋市、川西市、三田市、猪名川町に住民票がある方が対象ですが、尼崎市以外に住民票がある方は接種にあたり尼崎市長宛予防接種実施依頼書が必要となるため、お住いの市にご確認ください。その他に住民票がある方は、住民票がある市町村に直接お問い合わせください。
接種スケジュール
標準的な接種間隔は、2回目の接種が1回目の接種から1月後、3回目の接種が1回目から6月後になります。
高校1年生の間に3回目接種までを打ち終わる必要がありますが、キャッチアップの方はこの限りではありません。
当院でのワクチンの種類
現在は無料定期接種で使用されているHPVワクチンは「16、18」の2価のワクチンと「6、11、16、18」の4価のワクチンですが、当院ではより広い範囲をカバーしている4価ワクチンである「ガーダシル4価ワクチン」のみ接種しております。
シルガード9価(自費)もあります。
当院ではHPVワクチン(シルガード9価)も行っておりますが、こちらは定期接種では取り扱いがなく、自費での接種になります(税込み33,000円)。
無料定期接種のガーダシル4価ワクチンは、「6、11、16、18」の4価のHPVウイルスをカバーしています。子宮頚癌の60~70%程度と尖圭コンジローマが予防出来るとされています。
9価のワクチンは「6、11、16、18」に加えて、「31、33、45、52、58」についてもブロック出来るため、子宮頸がんの90%程度が予防できると考えられています。
CLINIC INFO
受付時間
休診日 水曜午後、金曜午後、土曜午後、日曜、祝日
まごのクリニック
〒661-0981
尼崎市猪名寺2-15-30
JR宝塚線猪名寺駅から
徒歩5分